外国人労働者の人事・労務に役立つ支援ツールを作成

外国人労働者の人事・労務に役立つ支援ツールを作成

皆様は、平成31年4月の「外国人雇用管理指針」改正で、賃金、労働時間などの主要な労働条件を、母国語など、外国人労働者が理解できる方法で明示・説明することが事業主に求められているのは、ご存知でしょうか。

この度、厚生労働省は、外国人を雇用する事業主・人事労務担当者向けに、企業の人事・労務に関する多言語による説明や、お困りごとの背景にある文化ギャップを埋めることに役立つ以下の3つの支援ツールを新たに作成しました。
①外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集
雇用管理で実際に想定される場面ごとに、
・事業主・人事担当者が、外国人社員に説明する前に読んで理解しておくとよいポイント
・実際に外国人の方にそのまま話したり見せたりして理解を深めてもらうことを目指した
「やさしい日本語」による説明の例文や図表を紹介しております。

②雇用管理に役立つ多言語用語集
人事・労務の場面でよく使用する労働関係、社会保険関係用語約420語の定義・例文を、やさしい日本語+9言語で検索できる用語集となっております。

③モデル就業規則やさしい日本語版
モデル就業規則(厚生労働省労働基準局監督課平成31年3月版)の条文を、やさしい日本語に書き換えたものをWord版で公表しております。
例えば、第1条の目的条文の横には、「何のためのものですか」と記載しているなど、分かりやすい日本語で記載されております。

詳細について以下のリンクをご参照ください。

※関連リンク
・厚生労働省「外国人労働者の人事・労務に役立つ3つの支援ツールを作成しました(掲載HP)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/tagengoyougosyu.html
・厚生労働省「支援ツールの概要について」
https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/000760693.pdf
・厚生労働省「支援ツールの周知用リーフレット」
https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/000760694.pdf